46歳、生理が4ヶ月来ていない不妊治療の患者さん

46歳、生理が4ヶ月来ていない不妊治療の患者さんの話

うちの薬局には46歳で生理が来なくなって慌てて家の薬局に来られている患者さんが数名おられます。

そのうちの何名かは生理が来るようになったのですが、まだ来ていない患者さんが数名おられます。

この方はその生理が来ていない数名の患者さんの一人です。

この方は元々関西の不妊専門のクリニックに通われていたのですが、そこの不妊治療が結構厳しいクリニックで、結果もついてこず結局やめてしまいました。

その後広島の不妊のクリニックに行ってみたのですが、どうもそのクリニックとは肌が合わないようで、そこも辞めてしまいました。

この方が最初に来られたのは生理がこなくなって4ヶ月ぐらい経ってからのことでした。

それからもう 3ヶ月以上は経ちましたが、やはりまだ生理は来ていません。

高齢不妊で使う生理不順に用いる漢方薬を何回か替えて使ってみてはいるのですが、なかなか結果に結びついて来ません。

悩ましいことに感覚的な手応えとしては薬は合ってると思うのです。

このまま生理がずっとこないのも問題なので、どこか産婦人科の病院に行ってみたらどうだろうと言う様な話を何回かしていました。

その中で私がわりと お勧めしているのが 広島駅の前にある不妊専門のクリニックです。

なぜ私がこの不妊専門のクリニックを患者さんに勧めたのかというと、このクリニックの先生も看護師さんもとても優しいのです。

不妊治療はとてもデリケートです そして高齢になればなるほどよりデリケートになっていきます。

みんな誰しも 40を超えてくるといつまで治療を続けようかとかまだ続けていいのだろうかとか迷う気持ちは必ずあります。

でもどうしても妊娠したいという気持ちや、諦めきれない思いがあるのです。病院によっては良かれと思ってかもしれませんが、強くもう無理みたいな話をされる先生が少なからずおられます 。

そんなことは本当言われなくても分かっているわけです。

でも少しでも確率があるならと思って頑張ってるのです。

確かにそのクリニックでは 妊娠する確率は非常に少ないかもしれませんけど本当に0%かどうかはやってみないと分かりません 実際に広島でも妊娠率が非常に高いクリニックで 断られた患者さんが他のクリニックに行って妊娠されたというケースはありま。

もちろん確率は非常に少ないです でも0%でないのならそれにかけてみたいという気持気持ちを汲んであげたいと思います。

広島の不妊治療のクリニックの場、 お医者さんが厳しく、看護師さんが優しいというクリニックが多いです。

けれどもお医者さんも優しいという所は ほぼないです。

なので 結果として このクリニックをお勧めしています。

これは年齢やその人の性格などによって 変わってくると思いますので、そこが広島で一番良いと言う意味ではありません。

それでも安心して治療を受ける様なクリニックが増えることを切に願います

46歳で自然妊娠を目指す二人目不妊のやっちまった患者さんの話の続き

46歳で自然妊娠を目指す二人目不妊のやっちまった患者さんの話の続きについて

46歳で自然妊娠を目指す二人目不妊のやっちまった患者さんが再び来られました。

あれから2週間経って「調子はどんな感じ?」といつも通り聞いてみると

生理が自然に来たとのこと、よかったです(ホッ)

しかし、もうこういう無理なダイエットとかはしないように念を押しておきました。

46歳で自然妊娠をしようとするのは、高齢でトップアスリートでいるのと同じように難しいことなのです。

例えばキングカズをイメージしてもらえばわかると思いますが、あの年で現役でいるというのはなかなか大変な事なのです。

放っておけばどんどん身体は衰えてゆくわけです。その衰えをカバーするために食事や体のメンテナンスを非常に気を使っているわけです。

その日ごろの地道な積み重ねが今のカズを支えているわけです。

これを妊娠にあてはめて考えてみましょう!!

妊娠でも補助がなくなってしまう43歳ぐらいを境に不妊治療を諦めて諦める人がたくさんいます。

ここが妊娠率の大きなターニングポイントだから公的な補助がなくなるわけです。

その43歳を超えて現役でい続けるということはそれなりの努力が必要になるのです。

それが一つは食事であったりするのです。

食事は不妊治療の基本と考えてもらってもいいと思います。

ただし食事が良くなって妊娠するわけではないです。

けれども食事が悪いと妊娠はしづらくなると思います。

そのため食事には特に気を使っていただきたいと思います。

一番ダメなのは46歳で自然妊娠を目指す二人目不妊のやっちまった患者さんのように栄養制限をすることです。

妊娠することを家を建てることに例えるならば、漢方薬は家を建てるのに指示する人、親方であるとか大工さんみたいな存在になります。

どんなに大工さんや親方がいても家を建てる建材がなければ家はたちません。

その家を建てる建材に相当するものが食べ物・食事なのです。

どんなに腕の良い大工さんが集まってもガラクタのような建材しかなければちゃんとしてよ家は建たないのです。

そのため できるだけ良い 建材を使った方が良い家が立つに決まっています。

それは値段の高い高級なものを食べろということではありません。

バランスよく色んなものを取るという事がは重要なのです。

それから旬のものというものを取ることも重要です。

旬のものは東洋医学で言う気(エネルギー)が強いのです。

この旬のものを食べることで食べた人の身体にも(気)エネルギーが補われるわけです。(気)エネルギーが補われることは妊娠に良い影響を与えるのです。

ただし、そんな栄養ドリンクような即効的なものではないので、継続して続けることが大事なのです。

なので、旬なものを継続して食べるようにしてくださいね!!

旬なものはスーパーに一番メインの場所に置いていてなおかつ安くなっているものなのです。

これが食養生の基本です。

体外受精に疲れて、ぼんやりと自然妊娠を望んている46歳の不妊症患者さんの話のつづき1

体外受精に疲れて、ぼんやりと自然妊娠を望んている46歳の不妊症患者さんの話のつづきです

広島県病院の生殖医療科で不妊治療を受け初めて担当の先生が 他の病院に 映ってしまった結果、

この患者さんはほかの先生が担当することになりました。

そして、その他の先生も、熟練の2名体制だったところから、一名の先生がまだまだ未熟な先生に変わった結果、もともとおられた先生は今までよりも格段に業務量が増えたため、今までと同等の十分なケアができなくなっていたと思います 。

また運悪く、このタイミングでこの方は甲状腺機能の低下が見つかりました。

そのため、甲状腺の治療をするよう言われて、その間は不妊治療ができないという期間が結構長く続きました 。

そのご甲状腺の治療を終えていざ不妊治療を再開しようとしたら、子宮筋腫の大きさが予想外に大きく、卵巣付近まで迫っていて、採卵の邪魔になって、上手く採卵が出来ないという事態に陥りました。

そのために再び不妊治療を中断して子宮筋腫の手術をおこないました。

手術後しばらくは不妊治療ができないため、結局不妊治療を休まざるおえませんでした。

結局、トータルとしては1年間ぐらい不妊治療が止まった状態が続きました。

この広島県病院の生殖医療科に移った段階で44歳ぐらいでしたので44歳から45歳ぐらいまでのまるまる一年が、不妊治療ができない期間になってしまったのです。

そのためこの一年間を無駄にしたことは非常に大きかったと思います。

また病院の治療の方針というのも影響すると思います。

この病院の体外受精の方針は高齢であっても2個同時に卵を返すことはしないのです。

この方は採卵を数回行い最終的に2個受精卵を凍結することができたのですが、2個返すことはしないという病院の方針があったため、体外受精の卵を戻す治療を2回行い1個ずつ卵を返したのです。

しかし2回ともうまくいきませんでした。

そこらへんのところも 大きな要因の一つではないかと思います。

そのため高齢になってから病院を選ぶ際には、そこの病院がどの様な治療するのかよくよく下調べをしてから病院を選ばれたほうが良いと思います。

体外受精に疲れて、ぼんやりと自然妊娠を望んている46歳の不妊症患者さん

体外受精に疲れて、ぼんやりと自然妊娠を望んている46歳の不妊症患者さんについて

じつはこの状態の患者さん数人おられるのですが、この方は今までブログに書いていない方です。

 

この方の不妊治療の話をちゃんと書こうとすると何ページあっても足りないくらいなので、かいつまんで書こうと思います。

それでも何回かに分けて書くことになると思います。

この方が最初にうちの薬局に来られたのはもう約6年前です。

その当時不妊治療初めてられたばかりですでに40歳でした。

つまり不妊治療を始める のが遅かったのです。

最初の頃はそこそこの大きさの子宮筋腫もあり卵管も閉塞していました。

そしてよく腹痛を起こされていました。

また疲れやすくもありメンタルも少し弱い感じでした。

そして冷え性もありました。

それでもこの当時は基礎体温も割とよく人工授精までしかできない不妊専門のクリニックに通っておられました。

そこでの治療も特に問題はなかったのですが、なかなか妊娠しませんでした。

そこで2年ほど頑張られたと思いますがその後に病院を変わられました。

今思えば。その時点での病院選びがが勝負を分けたかもしれません。

この方が通われていたのは 県立広島病院の生殖医療かというところでした。

その当時は広島県病院の生殖医療科には男の先生が二人おられて、どちらの先生もなかなか良いという評判でした。

実際によく妊娠もしていたと思います。

そのため相談を受けた時、私も県病院なら問題ないというようなお話をしました。

ところが、彼女が広島県病院に移ってまもなく、男の先生ののうちのお一人が、東広島市にある病院に移ることになったのです。

そして代わりに女性の先生が入って来られたのですが、その先生がまだまだ 臨床経験が浅く、とても一人では 不妊治療の判断ができないレベルの先生だったのです。

そのため もう一人の先生に負担が非常にかかるようになり、以前のように 一人一人の患者に対して 十分な時間が取れないような 形になりました。

そこが最大の問題でした。

つづく

 

46歳自然妊娠希望のこの方・・・かなり崖っぷちだった

不妊治療イメージ

うちの薬局には現在46歳の不妊症の患者さんが8名来られています。その中のまた別の方について書いてみたいと思います。

この方はもともと、県外の不妊治療で有名なクリニックに通われていたのですが、体外受精を数回トライしたのですが、いずれもダメでした。

そしてその後にそのクリニックを休んでいる間に、全国的に有名な漢方薬局で漢方相談し、飲み始めたら1週間不正出血が止まらなくなり、そこで広島市内の病院で診てもらったそうなのですが、それでもなかなか生理が来ず、やきもきされていたようです。

その後生理らしきものが2月に一度来たそうなのですが、そんなにたくさんの量でもなく・・・どうなんだろう?という感じだったそうです。

そして現在は、神戸の不妊治療のクリニックも有名な漢方薬局の治療もやめて、うちの薬局に来られたのです。(ほんの数か月前の話です)

なんでうちに来たのか尋ねると、調子が悪くなった時に通い始めた鍼灸院でずいぶん調子が良くなったそうなのです。その現在、通っている針きゅうの先生から、漢方薬も併用しいた方が良いと言われて、漢方薬局を探していたらうちにたどり着いたようです。

最初来られた時には、年齢に伴う血流障害が出てきたのではないかと思いました。

実際にその症状はあると思いましたが、煎じ薬で服用していただいているのですが、なかなか生理が来ず、

う~ん・・・何か見落としがあるのではないかと思って、今回再び病院に行ってもらったのです。

行ってもらった病院は広島では割と穴場のクリニックでちゃんとしてる割には空いているし、先生も親切でやさしいのです。

そこに行ってもらって今日、そこでの診断を聞いたのですが・・・それがかなりやばい結果でした。

FSH(卵胞刺激ホルモン)の値が軽く100をオーバーしているのです。

FSH(卵胞刺激ホルモン)は26を超えると閉経に近いといわれるものなので、100を超えるのは本当にかなり閉経に近づいていることは間違いないです。

そのクリニックではきっぱりもう妊娠は無理だというようなことを言われたようです。

私は、その先生がそんなにきっぱりというのを聞いたことがありませんでした。(実際には面識はないので間接的に聞く限りですが・・・)

よほどのことだと思いました。

その話を聞いて漢方的にでるFSH(卵胞刺激ホルモン)の反応の出るツボをチェックしてみると、ぱっと見は問題なさそうなのですが、よくよくチェックすると、卵巣機能がダメになるちょっと手前くらいのところに反応があるのを見つけました。

確かにここまで卵巣機能が低下した人はいなかったかもしれません。

でもまだ反応は完全に消えていないので、治療してみることに増しました。

ただし・・・漢方薬も今までの金額より500円も跳ね上がってしまって・・・金額1日当たり1200円を超えて、かなりの金額になりました。

普通の不妊治療の患者さんの約2倍~3倍の金額です。

それでもこの方は妊娠を希望されていますし、まだ可能性はある気がするので、事情を説明して飲んでいただくことにしました。

それでも今回は病院に検査に行っていただいてよかったと思います。

今までの薬も合っていますが、それだけではFSH(卵胞刺激ホルモン)の値を改善することはできないからです。

ただし、もう今回行ったクリニックにはいけないので、違う病院でFSH(卵胞刺激ホルモン)の値を見てもう必要があります。

漢方薬が合っていれば、完全ではないにしろ、下がってくるはずです。

それをチェックしながら治療する必要があります。

46歳のこの女性、崖っぷちですが、それでも何とか大逆転を狙いたいです。

 

46歳二人目不妊で自然妊娠を目指している患者さんがやっちまったこと

46歳初産ではないですが自然妊娠を目指している患者さんがやっちまったことについて

46歳の高齢不妊の患者さんが8名も来ていると、人それぞれになんといいうか問題がありますよね。

この方は現在46歳で二人目不妊で通ってきているのですが、もうお子さんは一人いるし、それもあってさすがに体外受精してまでは二人目はいいかな~?

とぼんやり考えてうちの漢方薬局に通ってこられているのです。

ということで、めちゃめちゃガッツリ漢方治療をやっていると言いう感じでもなく、ぼちぼち治療に来ているという感じです。

昨日も、予約時間を忘れていました(苦笑)

この方とは時々、どこのご飯屋さんがおいしいか情報交換するのですが、私が紹介したごはんのおいしいお店に最近いけていないという話をつい最近されていたのです。

なんでかと聞くと、最近糖質制限ダイエットを頑張っているという話だったのです。

私もその時点で気づけばよかったのですが、その時は治療モードでなく世間話的に話を聞いていたので、「ふ~んそうなんだ~。じゃあ締めがゴハンの店いけないね!!」などとのんきなことを言っていたのでした。

それが4週間前だいぶ、ダイエットの効果が出てきたと、この患者さんが

喜んでおられたので、私もよかったね!!というような話をしていたのでした。

それからさらに2週間後に来られた際に、やっちまったことが発覚するのです。

この46歳の患者さんが来られて、開口一番、やっちまったかもしれないというのです。

なにが?と聞くと・・・生理が来ない・・・というのです。

46歳で生理が来ないのは2つ意味があります。一つは見事妊娠した場合、もう一つは高齢のため閉経に近づいてきて徐々に生理が来なくなる場合です。

しかしこの方の場合は3つ目のやつでした。どうもダイエットがうまくいったので調子こいてどんどんダイエットしてたら生理が来なくなったようだというのです。

え~~~~~~マジですか・・・女子高生じゃなかろうに・・・

実際にこの方1か月で3kg以上痩せたのです。ただし本当にこれが原因で生理が飛んだかどうかはわかりませんが、今まで生理が飛んだことがないということからも、可能性は否定はできません。

どちらにしろ、そんな今頃に急激にダイエットしなくてもいいものを・・・

ということで生理不順の漢方薬を探したのですが、なかなか合う薬は見つからず、結局今まで通りの加齢に伴う血流の問題を改善する漢方薬をそのまま継続で出しました。

そして、もうしばらく糖質制限ダイエットを止めるようにやんわり言っておきました。

ほんとダイエットで生理が来なくなったやつが一番厄介で、下手するとずっと来なくなることがあるのです。

みなさんもやっちまわないでくださいね!!

 

46歳の初産で自然妊娠を目指す患者さん初の不妊専門クリニックに行く1

うちの漢方薬局には現在8名、46歳の不妊症の患者さんが来られています。

違うところでも少し書きましたが、みんなが皆んな自然妊娠を目さしているわけでもなく、全員が初産でもありません。

二人目、不妊の患者さんはそのうちの1名だけです。

それぞれ異なった事情で来られているわけです(当たり前ですが・・・)

今日はその中のお一人について書いてみたいと思います。

この方は、正確に言うと今年46歳になられるそうなのです。(この間やんわりとまだ46歳ではないと訂正されました(苦笑))

まあ年齢というのも大事な一つの指標なのですが、実際にはそれだけで物事を判断することはできないのです。

まず、この方は結婚が非常に遅かったのです。そのため今の産婦人科学会の定義(結婚して1年以上子供が授からない場合は不妊)だと不妊症ということになりますが、3年前くらいの産婦人科学会の不妊症の定義だと(結婚して2年以上子供が授からない場合は不妊)まだ不妊症とはいえないくらいなのです。

そして、言えることは、このかたもおっとりされているというか、のんびりされていて、今まで不妊治療に関連するようなクリニックなどにはいったことがなかったのです。

さらに言えば、この方だけでなく、ご主人もおおらかな方のようで、投げやりではなく、子供は授かりものだから、できるときにできるというようなおおらかな発想なのです。

お二人ともがそのようなおおらかな感じなので、ひょっとしてたらこのまま放っておいても妊娠するのでは?と思ったりします。

でも、まあ積極的に治療した方が早いだろうということで漢方治療をしているのです。

そしてこの方の状態ですが、最初こられた頃はまだちゃんと基礎体温を計っていなかったので、ちゃんと測って、それを基礎体温表に書いてきておらうようにお願いしました

そして漢方薬を飲み始めるのと同時に基礎体温を記録し始めたのですが、正直言うと最初の頃の基礎体温はひどかったです。

どんな形かというと、簡単に言えば高温期が低く、短いのです。それが何を意味するのか?というとですね・・・

高温期が低いのは一般的には黄体ホルモンの分泌が低いか、もしくは黄体ホルモンに対する周りの細胞の感度が低いということなのです。もっと簡単にいうと基礎体温的には妊娠しずらいタイプです。

そして高温期が短いのも上記と同様黄体ホルモンの分泌が低いか、もしくは黄体ホルモンに対する周りの細胞の感度が低いということなのです。西洋医学的には黄体機能不全状態なのです。

これは・・・大丈夫か?と正直思いました。

つづく

マカ パウダーの効能など(46歳高齢不妊に有効か?)

マカ パウダーの効能など(46歳高齢不妊に有効か?)について

人にもよるのかもしれませんが、40歳を超えてから不妊治療のの目的で初めて漢方薬局に漢方相談に来られる方の多くは何がしかのサプリメント(健康食品)や漢方薬などを服用されています。私は男ですし、ちゃんとほんとに心の中からわかっているのか?と聞かれると多少の躊躇はありますが、それでも気持ちはわかります。なんというか・・・藁にもすがりたい気持ちですよね。私もというか・・・不妊治療ではないですが人生においては藁にもすがりたい気持ちになることはあります。そういう時には気持ちが弱っているので大体ろくなことにはなりません。なぜろくなことにならないのか?それはメンタルが弱っている時には判断力が低下しているからです。ここでは実際には46歳に限ったことではないですが、高齢不妊の女性の患者さんにマカが有効かどうかについて書いてみたいと思います。

ちょっと大げさな話になりましたが、マカは患者さんが漢方の不妊治療相談に来られる際に持ってくるサプリメントの中でも多い方だ思います。マカで一番多い剤型はは錠剤ですが、パウダーと錠剤でその効能は変わるのか?いろいろな疑問があると思いますが、まずマカにかんして大雑把な結論から先に書きます。

マカは妊娠したいなら飲まない方が良い

ということです。マカは不妊治療などを専門に行っているような漢方薬局やクリニックではまず女性に出すことはないと思います。それはなぜか?純粋に効かないからです。効かないというよりも良くない人の方が多いと思います。

病院では基本的にサプリメントを出したりはしませんが、それでもDHEAのような効能がはっきりしているサプリメントに関しては病院で推奨していたり、間接的な形で販売していたりします。でもマカに関してはほぼありません。ネットで検索してもらえばわかりますが、女性にマカを推奨しているのはかなりあやしいクリニックです。

マカに効能はあるのかないのか?

マカに効能があるのか?ないのか?まず法律上の話をします。マカは健康食品なので、効能効果を謳ってはいけません薬事法違反になります。しかし・・・実際にはこの部分はどうも厚生労働省の目が十分行き渡らないのでしょう。どこもかしこも薬事法違反だらけです。パウダーかどうか等は関係ありません。まあパウダーだといろんなものに一緒に飲むことができるため、サプリで消費するより消費量がアップできるだめ、メーカーにとっては願ったりなのだと思いますが・・・そして恐ろしいことにものすごく都合の良いことが書かれています。マカにはホルモンバランスや自律神経を整える効果、生理不順の改善、うつや冷え症や更年期障害の改善、集中力アップ、血行や代謝機能の改善、薄毛予防、肩こりの改善、アンチエイジングや美容効果、疲労回復、活習慣病の改善や老化の予防効果がある等々素晴らしい効能効果が書かれています。これをそのまま鵜呑みにすれば、まさに万能薬です。

そしてその一方でこんなことも書かれているのです。マカには副作用がありません。なぜならマカは医薬品ではないからです

もし上記のような効能効果だけがあって副作用が全くない薬というものを作れたらおそらくノーベル賞が取れると思います。この中で間違っていないのはマカは医薬品ではないという部分ですね。

医薬品と健康食品の違いは何か?それは簡単に言えば動物実験や臨床試験を行っているかどうかの違いです。動物実験や臨床試験によって何がわかるのか?簡単にいえばその薬物の持つ効能効果と副作用を調べるているのです。薬学の専門的な知識が無くても、常識的なことがわかれば、作用があれば反作用も同時存在するということはわかると思います。

具体的に例を挙げて説明します。

尿の出を良くする効能のサプリがあったとします。そのサプリは一般的には利尿作用があるという言い方ができます。もし普段むくみがひどい人はおしっこの出を良くするサプリを飲めば、むくみがとれて調子が良くなります。しかしもし、もともとがむくみもない、おしっこが出すぎるような老人の方にこれを飲んでもらうとどうなるでしょう?脱水を起こして下手をすれば命にかかわってきます。効能だけあって副作用がないということはありえないのです。健康食品は薬事法上効能効果は謳えないのですが、実際には効能効果はあります。実際は上記に書いたようにその効能が出て副作用が出ないようにするにはどんな人にどんな時にもんでもらうかが重要だということなのです。

 

薬医薬品というのは臨床検査をおこなうことで、薬の適応や適量など、薬を飲む人が安全に服用できるように調べたものなのです。つまり、どんな人がどのくらいの量を飲んだらその薬は有効で、どんな人がどのくらいの量を飲んだらいけないのかを調べているわけです。そのため効能効果が出やすく、副作用が出にくいのです。

ここで言いたいのは健康食品全般に言えることですが、サプリメントは基本、臨床試験は行わないため、副作用がないのではなく、どんな副作用が出るのかわかっていないものだということなのです

マカに関して悪く書くのがこのサイトの趣旨ではないので、マカに関して再度書きます。

マカは女性には不向きですが男性には用いることがあります

マカはもともと南米ペルーでは男性の老化防止や強壮薬として用いられてきたのです。そのため男性には用いてもよい場合があります。

でもマカで妊娠した人がたくさんいるのでは?と思っていますよね

ここに関してはちょっとトリック的なものが存在するのですが・・・ここの話をすると長くなるので、今日はこのくらいにしておきます。

今日のポイントをまとめます

マカは基本的に女性は飲まない(46歳とか高齢不妊とか関係なしです)

46歳とか高齢不妊とか関係なしに基本的に女性には合わないです。中にはというか・・・実際にはある一定数(大多数ではない)可もなく不可もない方がおられます

男性で飲む場合、前と飲み始めて数か月たったころに精子の検査をそれぞれ受けてみて結果をチェックした方が良い

これで本当にマカが効いているかどうかがわかります。できれば同じ病院で精液検査を受けられた方がいいと思います。

46歳(高齢不妊症)の卵巣機能を高める食事

46歳(高齢不妊症)の卵巣機能を高める食事について

46歳(高齢不妊症)の卵巣機能を高める食事というのが特別にあるのでしょうか?

いえそこまで限定して特別な食べ物はないです。しかし、高齢になればなるほど自分の体調の維持は難しくなってきますし、これから不妊治療をしてゆく中で、食事の問題はやはり大事なベースづくりになります。そのため、改めて不妊治療で漢方的に重要なことについて改めて整理してみたいと思います。

卵巣機能を高める食事について

卵巣機能を高める食事って何だろう?と思いますよね。高齢になってくれば来るほどそういうことが気になるし、46歳であれば尚更だと思います。

よくそのようなことを特集した記事で見かけるのは卵巣機能を高める食べ物などについてです。一般的によく言われるのは乳製品とか大豆製品などです。これは全く間違っているわけではないですが、漢方的な考え方からいえば正しいとはいいがたいということです。ではどうしてこのような歯に物がはさまったようなはっきりしない言い方になるのでしょう?それは漢方的な考え方をするなら、卵巣機能を高める食べ物(食事)は人によってそれぞれ異なるということになるからです。

それを漢方では昔から体質という言葉で表現してきました。卵巣は卵巣だけが独立して生命くを営んでいるわけではありません。そのひとの身体の中の一つの器官にすぎないのです。漢方的にはその人の身体が良くないのに卵巣だけ良くなるなんてことはありえないのです

もっと直接的な言い方をするとその人の身体の働き(機能)が良くなったらその人の身体の一部である卵巣の機能もよくなると考えるのです。

つまり卵巣機能を高める高めるためには何をすればよいか?と言われれば、自分自身の調子が良くなるような食事をとればよいということになります。

そのためには自分の体質を知ることが重要です。そこでご自身の体質を知る上での大切な漢方の指標についてお話します。

体質を知るうえで最も大事な指標はまず2つあります。それについて今から解説をしてゆきます。

大事な体質の指標、体は熱いか、寒いか?

漢方的な専門用語でいえば寒・熱です。これは他覚的なものより自覚的な部分を重視します。具体的に言えば、人から手を触られて、「冷たいね」と言われてもご自身がそれに対して不快に感じていなければ冷え性ではありません。逆に人から触られてもし「温かいね」と言われても、ご自身が冷たくて不快であればそれは冷え性です。ただ多くの場合は、自分が寒くて不快と思うとき、実際に触って冷たいことが多いので上記したようなケースはまれだと思います。

話を戻します。自覚的に身体が冷えていて不快と感じる場合は基本的には寒(冷え)があると考えます。冷えがある場合は身体を温める食事(食べ物)がその人の身体を良くする食べ物になります。そのため、そういう方にとっては身体を温める食べ物が卵巣機能を高める食事(食べ物)になるのです。そのため積極的に食べない方がいいものは身体を冷やすものということになります。この場合は身体を増やすものを食べるとこの方の身体の働きが悪くなるため、結果としてこの方の卵巣機能を低下させる可能性が高まります。そのため冷やすものはダメということになります。

身体を温める食べ物

一般的には辛みのあるもの(ニンニク、ネギ、ニラ、ショウガ、唐辛子)、陸生の動物性の食べ物(一般的にいう肉類)です、土の中(陽の当たらないところで育つ)食べ物(例えば根菜類)、寒い場所で生育する食べ物(例えば、リンゴ→青森、北海道→羊の肉、じゃがいも)

身体を冷やす食べ物

一般的には苦いもの(ゴーヤとかコーヒーとか)植物性のもの(動物に比べれば温める作用は弱いです)、良く陽の当たる部位の部分(植物の葉っぱの部分)、温かいところで生育する食べ物(バナナとかマンゴーとかパイナップルとかいわゆる南国のフルーツ)

次に大事な指標があります。それは

大事な体質の指標、疲れいやすいか、疲れにくいか?

疲れやすいか、疲れにくいか?これは漢方医学にとって最も大事なポイントの一つになります。これを漢方の専門用語では虚・実と表現します。虚とは不足の意味です。実とは過剰の意味です。つまりこれを疲れやすい、疲れにくいにあてはめてゆくと、虚≒疲れやすい、実≒疲れにくい(過剰な元気さ)みたいな表現になると思います。

この考え方に沿って先ほどの卵巣機能を高めるという話と絡めて考えます。先ほど書いたように、漢方的には卵巣機能を高める食べ物というのは決まっていません。その人の身体の体質によって良い悪いは逆転したりするわけです。しかし多くの人について言えば、不妊症になるような方は元気か疲れやすいかというと、疲れやすい人の方が多いと思います。もし疲れやすいにとって卵巣機能を高める食事(食べもの)というのがどういうものになるかというと、疲れやすい体質(虚≒不足)なわけですから不足を補うような食べ物になるということです。そういう食べ物を漢方では補(不足に対して補うという考え方)の食べ物になります。

補の食べ物の基本 味が甘い

味が甘い食べ物は原則補の働きがあります。しかしこの甘いというのは現代のケーキのような甘いお菓子を指すわけではありません。中国2000年前とかには甘い砂糖のお菓子は無かったかあったとしてもものすごく貴重で普通のひとの口には入らなかったです。そのためここに書いている甘いものは一つは果物で、もう一つは噛んで甘くなるものです。噛んで甘くなるもの≒身近なものなら米(ごはんです)つまり穀類が補の食べ物の基本になります。

そのため、もし、もともと疲れやすい体質で卵巣機能が低下しているタイプの方は糖質制限ダイエットは卵巣機能を低下させる可能性があると漢方的にはかんがえるのです

話を戻しますが、不妊症があってもともと疲れやすいタイプの方は穀類日本人なら基本的にお米(ゴハン食)をベースにしてバランスよく食べることが卵巣機能を高める食事なります。

 

結論としてはまず自分にとっての身体(体質)に合う食べ物を摂ることが重要です。

それは46歳(高齢不妊症)であろうとなかろうとですが、より重要になってくるということです。

例えるならば、高齢になった選手(例えばイチローやキングカズ)がトップアスリート(現役選手)として活躍するためには、若い選手に比べてより身体のメンテナンスに時間と労力を割くのに似ていると思います。妊娠に関しても基本的には若い方がパフォーマンスは高いわけですから、それを補うにはそれなりの努力は基本的に必要になるということです。それは特別なことをするというより、日々のメンテナンスを怠らないということの方が重要かなと思います。

46歳の高齢不妊治療患者さんの不妊の原因など

46歳の高齢不妊治療患者さんの不妊の原因と来局の理由について

現在、うちの漢方薬局には現在9名(たしか・・・この間数えたらそうだったと思います・・・)の46歳の不妊治療で通ってこられている患者さんがおられます。今日はここでは46歳の高齢不妊治療の患者さんの不妊の原因と来局の理由について書いてみます。

46歳の不妊治療で来られている患者さんには大きく分けるとなんとなく、いくつかのパターンのようなものが存在します。今日はそこらへんのことも絡めて少し書いていみたいと思います。

たまたま晩婚だった

この患者さんも数名おられます。44歳とか45歳とかで結婚されるとその段階ですでに高齢不妊症になってしまいます。

昔の不妊症の定義は生殖年齢の男女が妊娠を希望し、避妊することなく性生活を行っているにも関わらず妊娠の成立をみない場合をいいます。その一定期間には諸説あるが一般的には2年である。だいたいこんな感じだったと思うのですが、日本産婦人科学会が定義しているものです。それが新しくなって、一定期間が2年から1年に短縮されたのが平成27年ですから、2年前の話です。

つまり結婚して普通に生活して1年妊娠しないと不妊症ということになるので、かなりの方が不妊症ということになります。

こういう場合、実質的には本当に不妊症かどうかはよくわかりません。でもやはり不妊治療の開始年齢が高いということは当然20代や30代の女性に比べれば不利に働くことは間違いないですが、一概には言えない部分もあるのです。

二人目不妊

現在46歳で二人目不妊の患者さんは1名おられます。この方は一人目も決して早い方ではなかったですが、そこから育児や仕事の関係上、二人目不妊の治療が少し遅れたのも影響している部分もあると思います。

 

高度な不妊治療を受けて疲れて漢方治療だけにしている

こういう方も数名おられます。高度な不妊治療はお金もそうですし、時間もその治療にかなり費やさないといけなくなります。それを続けて結果がついてくればいいのですが、結果がついてこないこともあります。そういう場合には徐々に消耗してくるのだと思います。また時期が来れば治療を始められる方もおられますし、そのまま漢方だけという方もおられます。

排卵が来なくなって驚いて治療に来られる

こういう状況で来られるようになった方が数名おられます。このパターンが一番やばいです。46歳という年齢は早ければ、普通に閉経してもおかしくない年齢なので、かなり慎重に判断しないといけません。こういうケースの場合は少なくとも病院での検査は必須となります。病院で検査は受けながら漢方薬による治療を行うか?もしくは高齢不妊治療、早発閉経などの治療に強い病院・クリニックに受診されて漢方薬と併用する形で治療することが望ましいと思います。とりえずこういう場合は、必ず産婦人科を受診してください。

 

これ以外にも普通に不妊治療を続けていて結果として46歳になったというような患者さんもおられますが、いえることは人それぞれだということです。

そしてどの理由だから妊娠は無理ということはないと思います。ただし、排卵が来なくなった場合に関してだけは、排卵が来るように治療する必要があります。当たり前ですが、排卵しなければ妊娠しないのです。このケースに限っては自然妊娠ではなく自然周期による体外受精の方が望ましいかもしれません。