タンポポ茶と高齢不妊治療

タンポポ茶と高齢不妊治療について

商品名に関してはあえて書きませんけれども不妊治療の際に、ドラッグストアなどで売られているメジャーなたんぽぽ茶があります。

液体のタイプです。

この液体のたんぽぽ茶は一度は使ったことがある方は多いのではないかと思うのですが、実際これを気功でチェックしてみて 間違いなく言えることは、これを飲んで副作用が出る人は1人もいないと言うことです 。

逆にこれを飲んですごく不妊のツボの反応が良くなると言う人はいません。

つまり不妊治療として可もなく不可もないと言うのが私の個人的な意見です。

ただしこの話はこのたんぽぽ茶を一日一包服用した場合の話です。

中国では一般的にたんぽぽの根っこは蒲公英と言う名前で、漢方生薬の一つで通常は不妊治療に使いません。

一般的には清熱解毒と言って 炎症化膿した炎症みたいなものに使うことが多いのです。

しかしこの液体のたんぽぽ茶は健康食品であるため効果は歌ってはいけないのですけれども、ホルモン調節作用や毛細血管循環改善作用などが期待されると書かれています。

この作用を漢方的に考えるとどうなるのかと言うと活血作用があると言うことになると思います。

つまり血液をサラサラにする作用があると言うことです。

血液をサラサラにする作用があると言うことは血液がドロドロであれば効くわけです。

漢方ではこの血液ドロドロの状態を瘀血という言葉で表現します。

一方をその瘀血と逆の様な 状態を表す言葉が血虚です。

つまり血が不足している状態です。(実際には女性ホルモンの不足を表す言葉でもあります)

基本的には瘀血と血虚は反対の関係にあります。

一般的に高齢になってくると生理の量や 生理の日数が減ってきます。

つまりトータルで出す血の量減ってくるわけです。

そして徐々にその生理の間隔などが伸びていって1年間に12回あったものが毎月生理が来なくなり、1年間に10回、8回、6回というように徐々に減ってゆき、最後にはなくなってしまいます。

それが閉経です。

閉経状態を漢方的な解釈で言うと血虚が最も進んだ状態という風に考えることができます。

つまり出す血がなくなってしまったから生理が来なくなったという風に考えるのです。

この血虚の状態に 基本的には高齢になれば進んでいくわけです。そのため高齢の不妊の患者さんの治療の原則は補血(血を補う)ということになります。

一方、たんぽぽ茶は基本的には活血の作用があります。

なのでたんぽぽ茶を飲んでいくと基本的には血虚を助長する可能性があります。

つまり 閉経が早く進んでいく可能性があるのです。

しかしたんぽぽ茶を飲んで良いタイプの患者さんはおられます。

それはもともとの体質が瘀血体質の人です。

つまり元々タイプとして血液がドロドロのタイプです。

最も典型的なタイプは 過食で太っている様なタイプの方です。

そういう方は瘀血体質を持っています。

そういう方がたんぽぽ茶を飲んでも全く問題ないですし、場合によっては改善する可能性があると思います。

このタイプを無視してたんぽぽ茶を飲むと言うのはどうなんだろうと私は思います。

そしてさらに問題なのはそういう基本的な知識を理解せずにたんぽぽ茶を使っている薬局ドラッグストアなどが多いと言うことです。

そのため大量に取れば取るほど体がよくなるというような話をしてしまうことによって逆に状態を悪くしている方もおられます。

健康食品がこれが良いと言うのは人によってそれぞれです。

自分にそれが本当に合ってるのかどうかを理解して使うことが大事だと思います。

マカ パウダーの効能など(46歳高齢不妊に有効か?)

マカ パウダーの効能など(46歳高齢不妊に有効か?)について

人にもよるのかもしれませんが、40歳を超えてから不妊治療のの目的で初めて漢方薬局に漢方相談に来られる方の多くは何がしかのサプリメント(健康食品)や漢方薬などを服用されています。私は男ですし、ちゃんとほんとに心の中からわかっているのか?と聞かれると多少の躊躇はありますが、それでも気持ちはわかります。なんというか・・・藁にもすがりたい気持ちですよね。私もというか・・・不妊治療ではないですが人生においては藁にもすがりたい気持ちになることはあります。そういう時には気持ちが弱っているので大体ろくなことにはなりません。なぜろくなことにならないのか?それはメンタルが弱っている時には判断力が低下しているからです。ここでは実際には46歳に限ったことではないですが、高齢不妊の女性の患者さんにマカが有効かどうかについて書いてみたいと思います。

ちょっと大げさな話になりましたが、マカは患者さんが漢方の不妊治療相談に来られる際に持ってくるサプリメントの中でも多い方だ思います。マカで一番多い剤型はは錠剤ですが、パウダーと錠剤でその効能は変わるのか?いろいろな疑問があると思いますが、まずマカにかんして大雑把な結論から先に書きます。

マカは妊娠したいなら飲まない方が良い

ということです。マカは不妊治療などを専門に行っているような漢方薬局やクリニックではまず女性に出すことはないと思います。それはなぜか?純粋に効かないからです。効かないというよりも良くない人の方が多いと思います。

病院では基本的にサプリメントを出したりはしませんが、それでもDHEAのような効能がはっきりしているサプリメントに関しては病院で推奨していたり、間接的な形で販売していたりします。でもマカに関してはほぼありません。ネットで検索してもらえばわかりますが、女性にマカを推奨しているのはかなりあやしいクリニックです。

マカに効能はあるのかないのか?

マカに効能があるのか?ないのか?まず法律上の話をします。マカは健康食品なので、効能効果を謳ってはいけません薬事法違反になります。しかし・・・実際にはこの部分はどうも厚生労働省の目が十分行き渡らないのでしょう。どこもかしこも薬事法違反だらけです。パウダーかどうか等は関係ありません。まあパウダーだといろんなものに一緒に飲むことができるため、サプリで消費するより消費量がアップできるだめ、メーカーにとっては願ったりなのだと思いますが・・・そして恐ろしいことにものすごく都合の良いことが書かれています。マカにはホルモンバランスや自律神経を整える効果、生理不順の改善、うつや冷え症や更年期障害の改善、集中力アップ、血行や代謝機能の改善、薄毛予防、肩こりの改善、アンチエイジングや美容効果、疲労回復、活習慣病の改善や老化の予防効果がある等々素晴らしい効能効果が書かれています。これをそのまま鵜呑みにすれば、まさに万能薬です。

そしてその一方でこんなことも書かれているのです。マカには副作用がありません。なぜならマカは医薬品ではないからです

もし上記のような効能効果だけがあって副作用が全くない薬というものを作れたらおそらくノーベル賞が取れると思います。この中で間違っていないのはマカは医薬品ではないという部分ですね。

医薬品と健康食品の違いは何か?それは簡単に言えば動物実験や臨床試験を行っているかどうかの違いです。動物実験や臨床試験によって何がわかるのか?簡単にいえばその薬物の持つ効能効果と副作用を調べるているのです。薬学の専門的な知識が無くても、常識的なことがわかれば、作用があれば反作用も同時存在するということはわかると思います。

具体的に例を挙げて説明します。

尿の出を良くする効能のサプリがあったとします。そのサプリは一般的には利尿作用があるという言い方ができます。もし普段むくみがひどい人はおしっこの出を良くするサプリを飲めば、むくみがとれて調子が良くなります。しかしもし、もともとがむくみもない、おしっこが出すぎるような老人の方にこれを飲んでもらうとどうなるでしょう?脱水を起こして下手をすれば命にかかわってきます。効能だけあって副作用がないということはありえないのです。健康食品は薬事法上効能効果は謳えないのですが、実際には効能効果はあります。実際は上記に書いたようにその効能が出て副作用が出ないようにするにはどんな人にどんな時にもんでもらうかが重要だということなのです。

 

薬医薬品というのは臨床検査をおこなうことで、薬の適応や適量など、薬を飲む人が安全に服用できるように調べたものなのです。つまり、どんな人がどのくらいの量を飲んだらその薬は有効で、どんな人がどのくらいの量を飲んだらいけないのかを調べているわけです。そのため効能効果が出やすく、副作用が出にくいのです。

ここで言いたいのは健康食品全般に言えることですが、サプリメントは基本、臨床試験は行わないため、副作用がないのではなく、どんな副作用が出るのかわかっていないものだということなのです

マカに関して悪く書くのがこのサイトの趣旨ではないので、マカに関して再度書きます。

マカは女性には不向きですが男性には用いることがあります

マカはもともと南米ペルーでは男性の老化防止や強壮薬として用いられてきたのです。そのため男性には用いてもよい場合があります。

でもマカで妊娠した人がたくさんいるのでは?と思っていますよね

ここに関してはちょっとトリック的なものが存在するのですが・・・ここの話をすると長くなるので、今日はこのくらいにしておきます。

今日のポイントをまとめます

マカは基本的に女性は飲まない(46歳とか高齢不妊とか関係なしです)

46歳とか高齢不妊とか関係なしに基本的に女性には合わないです。中にはというか・・・実際にはある一定数(大多数ではない)可もなく不可もない方がおられます

男性で飲む場合、前と飲み始めて数か月たったころに精子の検査をそれぞれ受けてみて結果をチェックした方が良い

これで本当にマカが効いているかどうかがわかります。できれば同じ病院で精液検査を受けられた方がいいと思います。