46歳 FSH 145越えだった崖っぷちの患者さん今回で最後かもしれません

46歳高齢不妊

46歳で FSH 144 の 崖っぷちの患者さんが来られました。

この方、ついこの間46歳から47歳になられました。

その年齢のこともありなおかつ46歳の段階でも 元々生理が来なくなってうちの漢方薬局に相談に来られたのです。

その後、うちの薬局で漢方治療を初めて数回は生理は来たのですけれども、また何か月も生理が来ていない状態が続いているのです。

やはり生理が来る来ないというのは女性としての自信というものと関係している部分があるようです。

そういうこともあって最初のどうしても妊娠したいという思いから本当に妊娠ができるのだろうか?という気もえと現在変わりつつあるのだと思います。

ただ、今出している漢方薬は、今まで出した中で一番この方には合っていると思うのです。
しかし残念ながら、合っている漢方薬を飲んですぐに改善するほど簡単な状態ではないのです。

そのためしばらく辛抱が必要なのです。

生理が来るためには基本的には卵が20ミリ前後育つ必要があります。

残念ながら今の卵巣の状況ではそこまでの力はまだ出てきてないのだと思います。

もちろん卵巣機能が落ちてくると無排卵月経という状態も起こってははくるのですけれども、では卵巣がいつ回復してくるのかというのは正直なところわからないのです。
今この方は年齢に伴う卵巣機能の低下というマイナスに引っ張る力と漢方薬や自分の養生(生活上の改善)などの プラスに引っ張る力とで綱引きをしている状態なのです。

マイナスに引っ張る力があるためそんなに簡単にスーッと良くなるということはないのです。

ただ今までの経験上、薬が完璧に合っていると思う時には治療を続けていくと多くの場合、改善が見られているのです。

そのためもう少し続けてもらいたいという気持ちはあります。

ただそれもFSH(卵胞ホルモン)の値次第かなと思います。

卵巣機能が回復してきているのであれば必ずFSH(卵胞刺激ホルモン)の値も下がってきているはずなのです。

一番最初が144で前回が F 11が131です。

自分がとりあえず目標にしていた数値はFSHが100前後です。

ここまで下がっているかどうかがポイントになります。

そのため、とりあえずどこでもいいので病院に行って FSH(卵胞刺激ホルモン)の値を調べて連絡してもらうようにお願いしました。

この数字が私の思っていた数値よりもしFSH110以上と高ければこれで治療はおしまいです。

そのため次回の予約は取っていません。

電話で連絡してもらうことになっています。

そのためこの現在47歳になられた患者さんは今回で最後になるかもしれません。

うまく結果に結びついてくれたらいいのですけれども・・・

46歳、初産で自然妊娠を目指すを地でいく患者さん化学流産かも・・・

46歳で不妊治療されている患者さんが来られました。
この方はこのブログのタイトルの46歳初産で自然妊娠を目指すを地でいく患者さんです。
最初は病院にも通われていたのですけれども最近は仕事の忙しさもあり、病院に通えずにウチの漢方薬局だけ来られています。
この日も患者さんは仕事帰りにうちの漢方薬局に来られました。
「調子はどうですか?」とお伺いをすると・・・
生理予定日が過ぎているのになかなか生理がこないということです。
このぐらいの年齢の方になると、生理が来ない時というのは無排卵で生理が飛んでしまうことも出てくるので まずは基礎体温を見てチェックしてみる必要があります。
そうすると 綺麗に二層に分かれているので 排卵はしているようです。
なおかつ 高温期がいつもより長く続いているように思えます。
この方は今まで生理周期は一定で ほとんどずれたことはないそうです。
このように高温期の周期が伸びる場合というのはホルモン剤の服用やHCGなどの注射を受けた時に多いのです。
しかしこの方は現在病院に通っておられないのでHCGの注射も受けてないですし、黄体ホルモンを内服していません。
そうするとあと考えられるのは漢方薬による影響です。
けれども漢方薬は今までと 基本的に変わっていません。
しいて言えば 漢方薬の量を減らしてきているくらいです。
そのため漢方薬による影響も考えにくい です。
そのため可能性としては 妊娠の可能性があります。
そこで「妊娠検査薬はされましたか?」とお伺いすると 、してみたけれども反応が出ないとのこと。
ただしこの方の使った妊娠検査薬というのは、生理予定日一週間後から出るタイプのものです。
そこで 生理予定日当日からでもチェックできるタイプの妊娠検査薬の購入をお勧めしたのですけれども、このタイプの妊娠検査薬はドラッグストアで購入することはできないのです。
このタイプの妊娠検査薬は医薬品の第一類という分類に含まれていて、調剤薬局を併設しているドラッグストアでないと買えないのです。
尚且つその調剤薬局が開いている 時間帯で調剤薬局の薬剤師が販売しないと法律上無理なのです。
そして調剤局というのは多くの場合、夕方の5時とか6時には閉まってしまうケースがほとんどなのです。
この患者さんは夕方6時まで仕事をしているので買うチャンスがなかなかないのです。
もし妊娠されていた場合、漢方薬は通常のものから流産止めに変わるケースが多いのです。
そのためとりあえず、今飲まれている漢方薬はお休みして様子を見てみることにしました。
そして仕事の合間でも良いので一類の妊娠検査薬を買ってチェックしてもらうようにお願いをしました。
それから約一週間 連絡がなかったのですが連絡があり、「どうですか?」と伺いすると生理がきたということでした。
ただ高温期はずっと続いてた ということで妊娠検査薬をもう一度試そうと思ったところ生理が来たそうです。
今回のこの状態というのはおそらく化学流産だったのではないかと思います。
ご本人さんもこんなに高温期がなく着いたことはなかったそうです。
結果としては残念でしたけれども今まで化学流産なども一回も起こったことがなかったということで体が妊娠しやすい体に近づいているという証拠だと思います。
一度どんな形であっても妊娠した人は、妊娠しやすい身体に近づいているので、半年以内に妊娠される方が多いように思います。
そのため、この方には今後の事も考えて一類の妊娠検査薬を買っといてくださいねという話を しておきました。
正直惜しかったと思います。でもまた気持ちを切り替えて、次頑張るしかないのです。

46歳FSH145の崖っぷち高齢不妊患者さんのその後

高齢不妊治療イメージ

46歳でFSHが145でもう閉経しているので不妊治療は無理だと病院で言われた高齢不妊患者さん来られました。

この方、現在は不妊の病院には通っていません。

うちの漢方薬一本だけです。

FSHが145が判明したのは約4か月前のことです。

FSH150以上が数値上の完全閉経です。

そのため、現在の状況が分からないのでFSHなどの値を血液検査で調べてもらいたいという話を以前からしていました。

それで今回健康診断があった際についでにこのFSHなどをはじめとする女性ホルモンの値も一緒に測ってもらうようにお願いしました。

漢方薬を続けて数ヶ月経過していまますので目標はFSH100前後でした。

そして患者さんが来られました。

実際のFSHの値を聞いてみると131だったそうです。微妙な数値です。

不妊治療イメージ

ここ数回は ベストな漢方薬がなかなか見つからずに苦労しているのもあるのかもしれませんけれどもなかなか厳しい結果でした。

この検査結果を受けてこの高齢不妊の患者さんも治療継続しようかどうか悩んでおられるみたいです。

ウチの漢方薬局でも今まで出産まで至ってる高齢不妊の患者さんの場合FSHの値はだいたい100ぐらいまでなのです。

しかも100ぐらいの場合、漢方単独ではなく、不妊専門の病院との併用で出産まで至っているケースが多いのです。

FSHが70~80ぐらいであれば漢方薬を単独で 用いてFSHが30以下まで下がったことは 過去にはあります。

そのため、そのぐらいであればいける可能性はあるかもしれませんが、それでもなかなか厳しいです。

高齢不妊治療イメージ

FSHが100くらいまで下がってくれば不妊専門の病院に治療を再び受けることができるのではないかと思って100まで下げるの目標にしていたのですけれども 私自身も 正直 悩んでしまいました 。

放っておけば、さらに数値は上がっていくはずなので、それが下がっているということは効いていないわけではないのです。

効いていないわけではないけれども、効くレベルが足りないのです。

方向性としてはおそらく間違っていないと思うのですけれども 効果としては不足しているということです。

この高齢不妊治療の患者さんからはもう無理なら無理とはっきり言ってほしいと 言われました。

実際のところかなり難しいと思います。

しかし、一方でこの不妊症の患者さんも諦めきれないという部分もまだ残っているみたいです。

非常に悩ましいところです。

食養生イメージ

その後にもう少し話をして とりあえず年内までやってみようという話になりました。

そこで今回から今まで使ってなかった健康食品なども含めて再度検討することにしました。

この患者さんの状態もう一回チェックして見直してみると以前スクワレンが良いと思っていた部分にDHEAの方が合うという反応を感じました。

DHEAは以通われていた神戸の不妊専門のクリニックでも勧められていて、一時を服用されて いたのです。

その段階では私はDHEAよりもスクアレンの方が合ってると思ったので、DHEAは休んでいただいたのですけれども、あの時とは身体の状態が変わってきているのだと思います。

そこで DHEAを服用していくいただくことと漢方を前回とは変えて飲んでいただくこと それから 食養生といってこの方の今の状態に必要と思われる食べ物を意識して摂ってもらうように気をつけてもらう ことをお願いしました。

おそらく年内にもう一度血液検査をしていただいて、FSHの値が 下がってこなければお終いなると思います。

とにかくそこまでベストを尽くしてやっていきたいと思います。

46歳の患者さんでずっと生理が来ていなかった患者さん排卵しそうです!!

46歳で初産で自然妊娠できる タイプかどうかについてのところで書いた 46歳の患者さんについて のその後について書きます。

この方の話を少し サイド 書きますけれども、この方は東京の有名な栄養療法得意とするクリニックで治療を受けてから生理がこなくなった方です。

それでその後 、自分でいろいろやってみたりもしたけれども、うまくいかず病院も帰らりしてうまくいかず 、私の漢方薬局に来られたのです。

その後私が 神戸の夢クリニックを勧めたのですが、丁度その時期に乳房に腫瘍らしきものが見つかり、検査をすることになったのです。

ますその間は不妊治療ができず、漢方だけで治療していたのです。

その後検査を受けられた結果その乳房の腫瘍は特に問題なしと言う事でした。

そこで再度、46歳ということで時間がないので、どこでもいいからクリニックで 検査を受けた方が良いという話をしました。

この方はその時 神戸夢クリニックよりも英クリニックの方に興味を持たれていたので 英クリニックに行ってみたらどうでしょうという話をしました。

それから2週間後に来られた時にやっとクリニックに行かれて いたようです。

その時の話を伺うと、血液検査を受けられてFSH(卵胞刺激ホルモン)の値は、その時点で70ぐらいだったみたいです。

うちの薬局に最初に来られた時に90を超えていたので20は下がっているみたいです。

でも何より良かったのは 最初に病院に行った段階で卵が育っているという風に言われたことです。

なかなか漢方的に見てFSH(卵胞刺激ホルモン)の値の改善スピードが遅かったので 大丈夫かなと心配していたのですが、とりあえず卵が育っており多分排卵しそうだという風に言われたので とりあえずホッとしました。

FSH(卵胞刺激ホルモン)の値の改善度合いは当然その患者さんの最初のFSH(卵胞刺激ホルモン)の値によって当然変わってきますけれども、下がる人は20ぐらいまで下がるのですけれども、この方はあまり下がっていませんでした。

それでも卵は育つのだということがわかりましたし、何より 本人も閉経してしまったのではないかとずっと不安に感じていたので、卵が育っていたという事実は、まだ妊娠できる希望があるということでホッとされたと思います。

私もほっとしました。

とりあえずはよかったです。

46歳、生理が4ヶ月来ていない不妊治療の患者さん

46歳、生理が4ヶ月来ていない不妊治療の患者さんの話

うちの薬局には46歳で生理が来なくなって慌てて家の薬局に来られている患者さんが数名おられます。

そのうちの何名かは生理が来るようになったのですが、まだ来ていない患者さんが数名おられます。

この方はその生理が来ていない数名の患者さんの一人です。

この方は元々関西の不妊専門のクリニックに通われていたのですが、そこの不妊治療が結構厳しいクリニックで、結果もついてこず結局やめてしまいました。

その後広島の不妊のクリニックに行ってみたのですが、どうもそのクリニックとは肌が合わないようで、そこも辞めてしまいました。

この方が最初に来られたのは生理がこなくなって4ヶ月ぐらい経ってからのことでした。

それからもう 3ヶ月以上は経ちましたが、やはりまだ生理は来ていません。

高齢不妊で使う生理不順に用いる漢方薬を何回か替えて使ってみてはいるのですが、なかなか結果に結びついて来ません。

悩ましいことに感覚的な手応えとしては薬は合ってると思うのです。

このまま生理がずっとこないのも問題なので、どこか産婦人科の病院に行ってみたらどうだろうと言う様な話を何回かしていました。

その中で私がわりと お勧めしているのが 広島駅の前にある不妊専門のクリニックです。

なぜ私がこの不妊専門のクリニックを患者さんに勧めたのかというと、このクリニックの先生も看護師さんもとても優しいのです。

不妊治療はとてもデリケートです そして高齢になればなるほどよりデリケートになっていきます。

みんな誰しも 40を超えてくるといつまで治療を続けようかとかまだ続けていいのだろうかとか迷う気持ちは必ずあります。

でもどうしても妊娠したいという気持ちや、諦めきれない思いがあるのです。病院によっては良かれと思ってかもしれませんが、強くもう無理みたいな話をされる先生が少なからずおられます 。

そんなことは本当言われなくても分かっているわけです。

でも少しでも確率があるならと思って頑張ってるのです。

確かにそのクリニックでは 妊娠する確率は非常に少ないかもしれませんけど本当に0%かどうかはやってみないと分かりません 実際に広島でも妊娠率が非常に高いクリニックで 断られた患者さんが他のクリニックに行って妊娠されたというケースはありま。

もちろん確率は非常に少ないです でも0%でないのならそれにかけてみたいという気持気持ちを汲んであげたいと思います。

広島の不妊治療のクリニックの場、 お医者さんが厳しく、看護師さんが優しいというクリニックが多いです。

けれどもお医者さんも優しいという所は ほぼないです。

なので 結果として このクリニックをお勧めしています。

これは年齢やその人の性格などによって 変わってくると思いますので、そこが広島で一番良いと言う意味ではありません。

それでも安心して治療を受ける様なクリニックが増えることを切に願います

体外受精に疲れて、ぼんやりと自然妊娠を望んている46歳の不妊症患者さんの話のつづき1

体外受精に疲れて、ぼんやりと自然妊娠を望んている46歳の不妊症患者さんの話のつづきです

広島県病院の生殖医療科で不妊治療を受け初めて担当の先生が 他の病院に 映ってしまった結果、

この患者さんはほかの先生が担当することになりました。

そして、その他の先生も、熟練の2名体制だったところから、一名の先生がまだまだ未熟な先生に変わった結果、もともとおられた先生は今までよりも格段に業務量が増えたため、今までと同等の十分なケアができなくなっていたと思います 。

また運悪く、このタイミングでこの方は甲状腺機能の低下が見つかりました。

そのため、甲状腺の治療をするよう言われて、その間は不妊治療ができないという期間が結構長く続きました 。

そのご甲状腺の治療を終えていざ不妊治療を再開しようとしたら、子宮筋腫の大きさが予想外に大きく、卵巣付近まで迫っていて、採卵の邪魔になって、上手く採卵が出来ないという事態に陥りました。

そのために再び不妊治療を中断して子宮筋腫の手術をおこないました。

手術後しばらくは不妊治療ができないため、結局不妊治療を休まざるおえませんでした。

結局、トータルとしては1年間ぐらい不妊治療が止まった状態が続きました。

この広島県病院の生殖医療科に移った段階で44歳ぐらいでしたので44歳から45歳ぐらいまでのまるまる一年が、不妊治療ができない期間になってしまったのです。

そのためこの一年間を無駄にしたことは非常に大きかったと思います。

また病院の治療の方針というのも影響すると思います。

この病院の体外受精の方針は高齢であっても2個同時に卵を返すことはしないのです。

この方は採卵を数回行い最終的に2個受精卵を凍結することができたのですが、2個返すことはしないという病院の方針があったため、体外受精の卵を戻す治療を2回行い1個ずつ卵を返したのです。

しかし2回ともうまくいきませんでした。

そこらへんのところも 大きな要因の一つではないかと思います。

そのため高齢になってから病院を選ぶ際には、そこの病院がどの様な治療するのかよくよく下調べをしてから病院を選ばれたほうが良いと思います。

体外受精に疲れて、ぼんやりと自然妊娠を望んている46歳の不妊症患者さん

体外受精に疲れて、ぼんやりと自然妊娠を望んている46歳の不妊症患者さんについて

じつはこの状態の患者さん数人おられるのですが、この方は今までブログに書いていない方です。

 

この方の不妊治療の話をちゃんと書こうとすると何ページあっても足りないくらいなので、かいつまんで書こうと思います。

それでも何回かに分けて書くことになると思います。

この方が最初にうちの薬局に来られたのはもう約6年前です。

その当時不妊治療初めてられたばかりですでに40歳でした。

つまり不妊治療を始める のが遅かったのです。

最初の頃はそこそこの大きさの子宮筋腫もあり卵管も閉塞していました。

そしてよく腹痛を起こされていました。

また疲れやすくもありメンタルも少し弱い感じでした。

そして冷え性もありました。

それでもこの当時は基礎体温も割とよく人工授精までしかできない不妊専門のクリニックに通っておられました。

そこでの治療も特に問題はなかったのですが、なかなか妊娠しませんでした。

そこで2年ほど頑張られたと思いますがその後に病院を変わられました。

今思えば。その時点での病院選びがが勝負を分けたかもしれません。

この方が通われていたのは 県立広島病院の生殖医療かというところでした。

その当時は広島県病院の生殖医療科には男の先生が二人おられて、どちらの先生もなかなか良いという評判でした。

実際によく妊娠もしていたと思います。

そのため相談を受けた時、私も県病院なら問題ないというようなお話をしました。

ところが、彼女が広島県病院に移ってまもなく、男の先生ののうちのお一人が、東広島市にある病院に移ることになったのです。

そして代わりに女性の先生が入って来られたのですが、その先生がまだまだ 臨床経験が浅く、とても一人では 不妊治療の判断ができないレベルの先生だったのです。

そのため もう一人の先生に負担が非常にかかるようになり、以前のように 一人一人の患者に対して 十分な時間が取れないような 形になりました。

そこが最大の問題でした。

つづく

 

46歳自然妊娠希望のこの方・・・かなり崖っぷちだった

不妊治療イメージ

うちの薬局には現在46歳の不妊症の患者さんが8名来られています。その中のまた別の方について書いてみたいと思います。

この方はもともと、県外の不妊治療で有名なクリニックに通われていたのですが、体外受精を数回トライしたのですが、いずれもダメでした。

そしてその後にそのクリニックを休んでいる間に、全国的に有名な漢方薬局で漢方相談し、飲み始めたら1週間不正出血が止まらなくなり、そこで広島市内の病院で診てもらったそうなのですが、それでもなかなか生理が来ず、やきもきされていたようです。

その後生理らしきものが2月に一度来たそうなのですが、そんなにたくさんの量でもなく・・・どうなんだろう?という感じだったそうです。

そして現在は、神戸の不妊治療のクリニックも有名な漢方薬局の治療もやめて、うちの薬局に来られたのです。(ほんの数か月前の話です)

なんでうちに来たのか尋ねると、調子が悪くなった時に通い始めた鍼灸院でずいぶん調子が良くなったそうなのです。その現在、通っている針きゅうの先生から、漢方薬も併用しいた方が良いと言われて、漢方薬局を探していたらうちにたどり着いたようです。

最初来られた時には、年齢に伴う血流障害が出てきたのではないかと思いました。

実際にその症状はあると思いましたが、煎じ薬で服用していただいているのですが、なかなか生理が来ず、

う~ん・・・何か見落としがあるのではないかと思って、今回再び病院に行ってもらったのです。

行ってもらった病院は広島では割と穴場のクリニックでちゃんとしてる割には空いているし、先生も親切でやさしいのです。

そこに行ってもらって今日、そこでの診断を聞いたのですが・・・それがかなりやばい結果でした。

FSH(卵胞刺激ホルモン)の値が軽く100をオーバーしているのです。

FSH(卵胞刺激ホルモン)は26を超えると閉経に近いといわれるものなので、100を超えるのは本当にかなり閉経に近づいていることは間違いないです。

そのクリニックではきっぱりもう妊娠は無理だというようなことを言われたようです。

私は、その先生がそんなにきっぱりというのを聞いたことがありませんでした。(実際には面識はないので間接的に聞く限りですが・・・)

よほどのことだと思いました。

その話を聞いて漢方的にでるFSH(卵胞刺激ホルモン)の反応の出るツボをチェックしてみると、ぱっと見は問題なさそうなのですが、よくよくチェックすると、卵巣機能がダメになるちょっと手前くらいのところに反応があるのを見つけました。

確かにここまで卵巣機能が低下した人はいなかったかもしれません。

でもまだ反応は完全に消えていないので、治療してみることに増しました。

ただし・・・漢方薬も今までの金額より500円も跳ね上がってしまって・・・金額1日当たり1200円を超えて、かなりの金額になりました。

普通の不妊治療の患者さんの約2倍~3倍の金額です。

それでもこの方は妊娠を希望されていますし、まだ可能性はある気がするので、事情を説明して飲んでいただくことにしました。

それでも今回は病院に検査に行っていただいてよかったと思います。

今までの薬も合っていますが、それだけではFSH(卵胞刺激ホルモン)の値を改善することはできないからです。

ただし、もう今回行ったクリニックにはいけないので、違う病院でFSH(卵胞刺激ホルモン)の値を見てもう必要があります。

漢方薬が合っていれば、完全ではないにしろ、下がってくるはずです。

それをチェックしながら治療する必要があります。

46歳のこの女性、崖っぷちですが、それでも何とか大逆転を狙いたいです。

 

46歳の高齢不妊治療患者さんの不妊の原因など

46歳の高齢不妊治療患者さんの不妊の原因と来局の理由について

現在、うちの漢方薬局には現在9名(たしか・・・この間数えたらそうだったと思います・・・)の46歳の不妊治療で通ってこられている患者さんがおられます。今日はここでは46歳の高齢不妊治療の患者さんの不妊の原因と来局の理由について書いてみます。

46歳の不妊治療で来られている患者さんには大きく分けるとなんとなく、いくつかのパターンのようなものが存在します。今日はそこらへんのことも絡めて少し書いていみたいと思います。

たまたま晩婚だった

この患者さんも数名おられます。44歳とか45歳とかで結婚されるとその段階ですでに高齢不妊症になってしまいます。

昔の不妊症の定義は生殖年齢の男女が妊娠を希望し、避妊することなく性生活を行っているにも関わらず妊娠の成立をみない場合をいいます。その一定期間には諸説あるが一般的には2年である。だいたいこんな感じだったと思うのですが、日本産婦人科学会が定義しているものです。それが新しくなって、一定期間が2年から1年に短縮されたのが平成27年ですから、2年前の話です。

つまり結婚して普通に生活して1年妊娠しないと不妊症ということになるので、かなりの方が不妊症ということになります。

こういう場合、実質的には本当に不妊症かどうかはよくわかりません。でもやはり不妊治療の開始年齢が高いということは当然20代や30代の女性に比べれば不利に働くことは間違いないですが、一概には言えない部分もあるのです。

二人目不妊

現在46歳で二人目不妊の患者さんは1名おられます。この方は一人目も決して早い方ではなかったですが、そこから育児や仕事の関係上、二人目不妊の治療が少し遅れたのも影響している部分もあると思います。

 

高度な不妊治療を受けて疲れて漢方治療だけにしている

こういう方も数名おられます。高度な不妊治療はお金もそうですし、時間もその治療にかなり費やさないといけなくなります。それを続けて結果がついてくればいいのですが、結果がついてこないこともあります。そういう場合には徐々に消耗してくるのだと思います。また時期が来れば治療を始められる方もおられますし、そのまま漢方だけという方もおられます。

排卵が来なくなって驚いて治療に来られる

こういう状況で来られるようになった方が数名おられます。このパターンが一番やばいです。46歳という年齢は早ければ、普通に閉経してもおかしくない年齢なので、かなり慎重に判断しないといけません。こういうケースの場合は少なくとも病院での検査は必須となります。病院で検査は受けながら漢方薬による治療を行うか?もしくは高齢不妊治療、早発閉経などの治療に強い病院・クリニックに受診されて漢方薬と併用する形で治療することが望ましいと思います。とりえずこういう場合は、必ず産婦人科を受診してください。

 

これ以外にも普通に不妊治療を続けていて結果として46歳になったというような患者さんもおられますが、いえることは人それぞれだということです。

そしてどの理由だから妊娠は無理ということはないと思います。ただし、排卵が来なくなった場合に関してだけは、排卵が来るように治療する必要があります。当たり前ですが、排卵しなければ妊娠しないのです。このケースに限っては自然妊娠ではなく自然周期による体外受精の方が望ましいかもしれません。